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【べらぼう 大河絵(べらぼう絵)】第5話 衝撃のラスト…突然すぎる別れ 唐丸はいったい何者?闇に消ゆ

スポニチアネックス 2025年2月9日 19時47分

 俳優の横浜流星(28)が主演を務めるNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(日曜後8・00)の第6話が9日に放送される。衝撃のラストとなった先週の第5話。唐丸はいったい――。

 同作は「光る君へ」に続く、大河ドラマ第64作。江戸時代の版元で浮世絵師の喜多川歌麿や東洲斎写楽、葛飾北斎らを世に出したことで知られる“江戸のメディア王”蔦屋重三郎の生涯を描く。紫式部を主人公とする「光る君へ」に続き、2作連続で合戦シーンはない、異色の大河となる。主演を務める横浜流星(28)はNHKドラマ初出演。脚本は17年の大河「おんな城主 直虎」を手掛けた森下佳子氏が担当する。

 先週の第5話は「蔦(つた)に唐丸因果の蔓(つる)」。蔦重(横浜流星)は鱗形屋(片岡愛之助)のもとで働き、暖れん分けで本屋になる道を選択しようとしていた。そんな中、唐丸(渡邉斗翔)はある男にしつこく脅され…という展開だった。

 明和の大火で出会った蔦重と唐丸。その後、兄弟のように生きてきた2人だが、蔦重は唐丸が自分に何か言えないこと、隠していることがあるのではないかと思っていた。それでも本人が話したくないなら…と見守っていた。そこに現れた向こう傷の男(向こう傷の男)。

 銭箱の中身の重さの変化に気づくも“涼しい顔”の次郎兵衛(中村蒼)、唐丸と向こう傷の男の様子が気になる蔦重。それでも膝を突き合わせ、唐丸の言葉を信じようとしたが…。

 唐丸の憂いを秘めた笑顔。そして、過去が明かされぬまま蔦重の前から、吉原の街から姿を消した。放送後には「唐丸…戻って来るよね?」「きっと、大物になって蔦重の前に再び姿を現わしてくれ」「蔦重と話す唐丸の目が…涙」「名コンビ、これからという時に…」など衝撃のラストに戸惑うファンの声、そして2人の再会を祈るコメントであふれた。

 “弟”との突然の別れにも、蔦重は版元になる夢を諦めず鱗形屋お抱えの「改」になる決意を固め必死に前を向く――。

 第6話は「鱗(うろこ)剥がれた『節用集』」。

 ◇石井 道子(いしい・みちこ)絵描き。千葉県生まれ。清野菜名と松下奈緒がダブル主演を務めたテレビ朝日の昼帯ドラマ「トットちゃん!」(2017年10月期)劇中画を手掛ける。「ALL OF SHOHEI 2023 大谷翔平写真集」「スポニチ URAWA REDS 2023 浦和レッズ特集号」(スポーツニッポン新聞社)などにイラストを掲載。スポニチアネックスでの大河絵連載は「鎌倉殿の13人」(2022年)から始まり4年目。

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