元横浜(現DeNA)監督の牛島和彦氏(63)が、高橋慶彦氏(67)のYouTube「よしひこチャンネル」に出演。ドラフト1位で入団した中日の春季キャンプ初日に木俣達彦氏に言われた衝撃の一言を振り返った。
浪商から1979年ドラフト1位で中日入り。
センバツ準優勝、夏の甲子園ベスト4、高校日本代表でもエース…。
生意気盛りの18歳が中日の春季キャンプ初日、ブルペンで当時日本人最速を誇った小松辰雄氏と大エース・鈴木孝政氏に挟まれて投げさせられた。
両隣から「バーン!」「シューッ!」と凄い音がする。
牛島氏が投げると「シュルシュルシュル」。それを受けたのが正捕手の木俣達彦氏。
立ち上がって返球しながら「ちょっと高かったけど、ええバッティングピッチャーだな、こいつ」と大声で言われた。
牛島氏は「(高卒1年目の)キャンプ初日ですよ!」と笑って振り返った。
当然、そのくらいでつぶれるタマじゃない。1年目から4試合に先発し、2勝を挙げて見せた。
牛島氏はのちに木俣氏に「俺は絶対活躍しないと思ったピッチャーが3人おる。そのうち2人は牛島と山本昌」と言われたとういう。
牛島氏は「何百勝してるんだって!」と猛抗議。
高橋氏は「見る目なさ過ぎ!木俣さん」と大笑いした。