前中日ヘッドコーチ・片岡篤史氏(55)が、日本代表やDeNAのコーチを歴任した高木豊氏(66)をゲストに迎えて公式YouTube「片岡篤史チャンネル」を更新。セ・リーグでナンバー1の投手に古巣・中日の若きエースの名前を挙げた。
高木氏に「(一番いい)ピッチャーは?」と聞かれた片岡氏。「ウチの高橋宏斗がよかったんじゃないですか」と名指しした。
「(昨季は)開幕はちょっと出遅れたけど、帰ってからのボールはエグかったです。(打球が)前に飛ばない。被本塁打も1本だけでしょ」と、無双ぶりを振り返った。
昨季の高橋は12勝を挙げ、防御率は球団記録を70年ぶりに更新する1・38。最優秀防御率のタイトルにも輝いた。
片岡氏は「ジャパンに入っていろいろな選手と触れ合ったことをプラスにしてほしい。山本(由伸)のマネをして遠回りしたかも分からないけど、それを自分でかみ砕いてよくなった」と認めた。
若いときに活躍して天狗になるタイプでもないという右腕の心配ごとは、地元に愛されすぎること。
「愛知県って石川昂弥にしても高橋にしても地元の選手に甘いところがある。それは気をつけてほしいですね」と、周りの称賛の声に満足してほしくないと明かした。