「K-1 WORLD MAX2025」は2月9日、東京・国立代々木競技場第2体育館で行われた。
3大タイトル戦の一つのK-1スーパー・バンタム級タイトルマッチは王者・金子晃大(K-1ジム自由が丘/FROG GYM)が挑戦者・マノリス・カリスティス(ギリシャ)を判定3―0で破り、3度目の防衛に成功した。
1ラウンド(R)は王者は右ストレートから右ローキック。カリスティスもパンチで反撃する。2Rも金子がカウンターの右ストレート。挑戦者は右のローキックの連打で対抗。最終Rは金子は左フック、右フックとまとめてダウンを奪う。残り30秒で左フックで2度目のダウンで勝負あり。判定3―0でベルトを守った。
ベルトを守った金子は「もう少しロスタイムがあったら倒せた。倒せなかったのがどうなのか」とKO決着できずに悔しさをにじませていた。宮田プロデューサーも「12月から2月と無理してもらった。守りに入る試合をしていない」と褒めていた。