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巨人・阿部監督 甲斐に求めるものは「安心感」と“化学反応” 田中将大には「兄貴的存在」「2桁」

スポニチアネックス 2025年2月9日 23時6分

 巨人の阿部慎之助監督(45)が9日、NHK「サンデースポーツ」(日曜後9・50)にVTR出演。ソフトバンクからFA加入した甲斐拓也捕手(32)と、楽天を自由契約になり新加入した田中将大投手(36)に求めるものについて語った。

 番組解説者の内川聖一氏がキャンプ地を訪れて行われた阿部監督へのインタビュー。内川氏がまず、ともにソフトバンクでプレーした甲斐に対して昨季リーグ優勝をしたチームが求めるものは何か聞くと、指揮官は「日本を代表するキャッチャーですから。僕が求めたものっていうのは、やっぱり安心感っていうのが絶大だったので。(今の巨人は)日本一になった経験がない選手ばかりなので、そういう話も聞けるチャンスだと思いますし、選手内で意見交換するっていうのが一番大事だと思いますので」と答えた。

 実際、8日の練習中にも甲斐、岸田、大城卓、山瀬の4捕手が座り込んで話し込む場面が見られるなど、早くも阿部監督が求めていたものが現実に。甲斐自身も「新鮮な気持ちで楽しい」と笑顔で投手陣とも積極的にコミュニケーションを取っている、

 同じく新加入の田中将について阿部監督は「今、久保さん(康生コーチ)が頑張ってやってくれているのでね、しっかり2人でも長い時間話したりもしているみたいなので、そこは任せて。(田中将は)実績も経験も十分で…やっぱり菅野が抜けちゃって(チーム投手陣の)兄貴的存在がいない。2桁勝つつもりでやってほしい」と、現在、久保コーチとフォーム改造に着手している日米通算197勝右腕の完全復活に大きな期待を寄せた。

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