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カブス・今永 2年目を迎えて「ある程度流れは読めているので、去年の反省をしっかり生かして」

スポニチアネックス 2025年2月10日 6時55分

 カブスの今永昇太投手(31)は9日(日本時間10日)、アリゾナ州メサの球団施設でメジャー30球団のトップを切りキャンプイン。3月18日から東京で開催されるドジャースとの開幕シリーズに備え、上々のスタートを切った。

【今永と一問一答】

 ――2年目を迎えて

 ある程度流れは読めているので、去年の反省をしっかり生かして2年目に臨みたいなと思っています。

 ――反省点とは

 フィジカル的にちょっと問題があった部分もありましたし、頑張らなきゃいけないところでちょっと打ち込まれたところもあったので、チームが頑張んなきゃいけない時に自分もしっかりその力になれるように頑張りたいと思います。

 ――同じところにいては結果を出し続けるのが厳しい世界

 やはりいらない人はやられる世界なので、それはアメリカでも日本でもそうですけど、2年目の余裕が油断にかわらないように頑張りたいと思います。

 ――新たな取り組み、新球などは

 新しいボールとかは特にないんですけど、配球の割合とかそういったところをしっかり見直して2年目の対策に備える必要があるかなと思います。

 ――去年の実績からくる今年の責任の大きさ

 当たり前のレベルを上げてもらったと思うので、決して低いハードルで見られていないと思うので、それは非常に光栄です。

――抱負は

 こっちではポストシーズンに進んでチャンピオンリングを持っているということが野球を終えた後の自分のキャリアにつながると思う。そういったものを獲得できるように頑張りたいと思います。

 ――東京ドーム開幕へ向け

 凄く、今年日本へ帰りましたけど、物凄く宣伝だったりとか、そう言ったものを街中で目にしましたし、本当に期待してもらっていい。

 ――今永さんと大谷さんの対決に注目が集まる

 僕にとっては大谷選手の人気にあやかって、乗っかって、たくさんメディアに出演したいなと思います。

 ――ドジャースが目立つ現状

 そうですね。でもやはりそのままではカブスファンも許してもらえないと思うので、しっかり僕と誠也、もう一人日本人いますけど、しっかりカブスの看板を背負って代表して勝負したいなと思います。

 ――開幕投手の期待も高まる

 そうですね、何年野球をやってもそこは目指すべきだと思いますし、山本投手もいますので、そういったことが、投げ合いがもし実現できれば、これほど幸せなことはないので、強敵ですけど、立ち向かう姿勢というものを見てもらえればなと思います。

 ――去年より5日早いキャンプイン

 去年のキャンプの開始と同じ、逆算して同じ日数で入っているので、特にアメリカに入ったのが早いというのはないんですけど、10月手前でシーズンを終えたので、そこからトレーニングを積んできているので、プラスマイナスゼロかなという感じですね。

 ――2年目の余裕

 その考え方をしてしまったら、必ず足元をすくわれると僕は思っているので、2年目の余裕を持たないようにやりたいなと思っていて、いつでもフレッシュに新鮮に何事にも臨んでいきたいなという気持ちです。

 ――久々に英語圏に戻って感じること

 僕もあると思っていたんですけど、何カ月も日本語を聞いていたんで、あると思ってたんですけど、不思議となくて、この感覚は初めてだったんですけど、毎年キャンプインのシーズンって、始まるのかという、ちょっと後ろ向きなところも日本時代はあったんですよね。悪い意味でなく、これから気合を入れていかないといけないなと。なんかそういう気持ちでいたんですけど、不思議とシーズン終えた瞬間から早くこのキャンプが来てほしい、本当に1月後半に日本で自主トレしているときも早く自分が渡米する日にならないかなと思いながら日本で過ごしていたので、新しい自分になれたような気がしますね。

 ――オフのテーマは

 まずはボトムアップをはかって、MLBっていうのはいろんな国から選手が集まっているわけで、無差別級の格闘技と同じような感覚なので、もちろん自分のキャパシティオーバーの体になっちゃダメだと思うんですけど、強くて損はないと思うんで、ボトムアップには努めてきました。

 ――数字的には

 体重も全く変わらなかったんですけど、体の中身というか、筋肉量とか体脂肪とか、そういったものが目に見えて変わった部分はあるので、すごくいい、同じ体重でも去年とはちょっと違うかなと、自分でも動いていてもそういう感覚はありますね。

 ――必要性を感じたのか

 フィジカルの大事さというのは感じて、長いシーズンを経験していると、僕はたまたま去年ケガはなかったですど、穴を開けない大事さ、成績を時として除外したとしても、いてくれるだけでいいんだという、その瞬間があるというのは感じたので、ローテーションに穴をあけずに投げ続ける大事さというのは感じたので、カウンセル監督がそこで頭を悩ませないような、そういう選手になりたいなというのは感じましたね。

 ――古巣が日本一

 刺激にはもちろんなりましたし、もちろん僕は嬉しかった反面、嬉しい気持ちと悔しさとも違うような、なんで自分がいる時にできなかったのかという気持ちを持たなくてはいけないという、その両極端を持っていたので、心から祝福できたかというとそうではないですけど、でも純粋に同じ苦楽を共にした選手が涙している姿を見て、僕はアメリカにいるわけなんで、よくみんなにと言われますけど、今、お前はここにいるんだと言われますけど、新しい自分になれるように頑張りたいなと思います。

 ――室内の内容は

 この前外で投げたので、今日は中でブルペンで投げる日だったんで、シーズン中不調になった時に色々と見返せるように、データどりを溜めておいたという感じですね。30球くらいですね。

 ――調整の進み具合は去年と同じか

 そうですね。特に何かをスキップするわけでもなく、2週間早いからといって、練習を早送りするわけでもなく、10月から体の状態はトントンときているので特に問題はないと思います。

 ――昨年と同じ調整感覚で進む

 そうですね。

 ――アメリカに帰ってきて、スタバでは「マイク」(の名前)を使うのか

 この前、タコベルで「マイク」使いました。

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