◇FA杯 4回戦 リバプール 0ー1 プリマス(2025年2月9日 プリマス)
FA杯は4回戦の3試合が行われ、プレミアリーグ首位のリバプールが敵地で2部最下位のプリマスに0-1で敗れる波乱が起きた。リバプールは欧州チャンピオンズリーグ(CL)では決勝トーナメントに進出し、イングランド・リーグ杯でも決勝進出を決めているが、今季4冠が消滅した。
12日にリーグ戦でエバートンとの「マージーサイド・ダービ-」を控えるリバプールは、FWサラーやDFファンダイクらをベンチ外とするなど先発を10人変更。開始10分でDFゴメスが負傷交代する中、前半は枠内シュート1本と精度を欠いた。後半8分、MFエリオットのハンドで与えたPKを決められて失点。その後は相手GKの好セーブにも阻まれてゴールを割れなかった。ボランチで先発したMF遠藤は途中からゴメスの代わりにセンターバックに入り、フル出場で奮闘したものの痛恨の敗戦を喫した。
リバプールのスロット監督は、今季終盤戦にこの日起用したメンバーが必要になると説明。「結果は明らかで非常に残念だ」と話し、「我々の選手たちはよく戦い続けたが、プリマスが素晴らしかった」と相手を称えた。
闘鶏会社OPTAによると、FA杯でプレミアリーグ以外のクラブがトップリーグ首位を破ったのは18年に3部ウィガンがマンチェスターCから金星を挙げて以来。今季不振のプリマスは昨年末に元イングランド代表FWのルーニー前監督を解雇したばかりだった。決勝のPKを決めたプリマスのFWハーディーはITVテレビに「今日はみんな夢を抱いてここに来て、それを実現した。言葉にならない」と興奮を隠せなかった。