元世界2階級王者で、現在はフェザー級を戦場にする亀田和毅(33=TMK)がYouTube「TMK BOX TV」に出演。現在のフェザー級に「“バケモン”はいない」と分析した。
WBC世界フェザー級タイトルマッチで、スティーブン・フルトン(30=米国)がフィゲロアを破って戴冠した。
WBAのニック・ボール(27=英国)、WBOのラファエル・エスピノサ(30=メキシコ)、IBFのアンジェロ・レオ(30=米国)の3王者に新しい顔触れが加わった。
亀田和は5月にもレオに挑戦すると米報道などが報じている。
それも意識してか、「正直フェザー級で飛び抜けている“バケモン”みたいな選手はいない」と指摘した。
ケガでWBCの休養王者に認定されているレイ・バルガス(34=メキシコ)が「打たれ強くて経験もある」と指摘したが、抜けていても“頭0・5個分”程度という。
注目は今年中にニック・ボールとの対戦が報じられている井上尚弥(31=大橋)の動向。もし、井上尚がWBA王者になった場合、亀田和がIBFのベルトを持っていれば統一戦の可能性も出てくる。
亀田和はそこまで言及していないが、レオ戦に向けて集中力は高まっており、フェザー級戦線も目が離せなくなりそうだ。