神戸はあす11日、ホームでアジア・チャンピオンズリーグエリート1次リーグ・上海海港戦(中国)を迎える。前日会見に出席した吉田孝行監督は「1次リーグ突破に向けた非常に大事な一戦。ホームなので勝ち点3を取って突破を決めたい」と意気込んだ。
引き分け以上で12チーム中8位以上に与えられる決勝トーナメント進出が確定。だが指揮官は「引き分けは意識しない。自分たちらしいサッカーをして勝ちにいく。まず明日の試合に集中する。リーグ戦のメンバーもあす勝ってから考えます。そこにフォーカスしたい」と口にした。負傷者についても「誰とは言えないけど、戻りつつある選手もいる」。富士フイルムスーパー杯・広島戦(8日)は多くの若手や新戦力にトライしたが、昨季MVPのFW武藤嘉紀ら主力の起用が見込まれている。
15日にはリーグ開幕・浦和戦(ノエスタ)。悲願のアジア王者とJ史上2クラブ目のリーグ3連覇を狙う戦いが、ここから始まる。