カブスの今永昇太投手（31）は9日（日本時間10日）、アリゾナ州メサの球団施設でメジャー30球団のトップを切り、キャンプイン。早くも3月18～19日に東京で開催されるドジャースとの開幕シリーズで先発することが決まった。9日（同10日）にUSAトゥデイ紙のボブ・ナイチンゲール記者がクレイグ・カウンセル監督の言葉として伝えた。
同記者はカウンセル監督が、ドジャースとの開幕シリーズで今永が先発するかを聞かれ、笑みを見せたと投稿。指揮官の言葉として「そうだ、昇太は日本で投げるだろう。それが義務付けられていると思う。選択の余地はないと思う」と記した。
今永は渡米1年目の昨季、チームトップの勝ち星を挙げるなど15勝3敗、防御率2.91の好成績を記録。オールスターゲームに選出され「オールMLBチーム」のセカンドチームにも選ばれた。さらなる飛躍を期すメジャー2年目は東京から、スタートを切ることになる。
順当なら大谷と開幕カードから対戦することになるが、昨季はナ・リーグのMVP男を完全に封じ込んだ。4月7日（同8日）の対戦では2打数無安打、9月10日の試合では3打数無安打に封じ、13勝目を手にした。5年ぶりプレーオフ進出、そして9年ぶりワールドチャンピオンへ、今永がチームを勢いづける。