「K-1 WORLD MAX2025」の一夜明け会見が10日、都内にて行われた。「K-1女子アトム級王座決定トーナメント」で優勝し、第3代K-1女子アトム級王者となった松谷綺(21=ALONZA ABLAZE)は初のK-1のベルトを獲得し改めて喜びをかみしめた。
光輝くベルトを手に松谷は登場。「夢だったベルトを巻けてうれしかったんですけれど、緊張とプレッシャーで動きが硬くなってしまった。トーナメントの難しさや勝たないといけないプレッシャーの中で戦っている現王者たちの凄さを実感しました」と振り返った。一夜明けて「素直にうれしい気持ちでいっぱい」と笑顔。念願のベルトには「ベルトはリビングに置いて部屋で寝ました」と笑いを誘った。
15歳のマフィア、19歳の末松を筆頭に若い選手からの追い上げに「若いけれどいい選手ばかりで自分も負けていられない感じです」とやる気を見せる。
どんな王者になりたいかには「どんなプレッシャーや緊張感があっても、毎回自分の思うような動きができるように強くなりたい」ときっぱり。試合を終え「旅行に行きたいですね。ちょっとリフレッシュできたら。友達と遊びたいです」と話し、「試合前も試合後も焼き肉に行くことが多い。あとは果物が好きなので、昨日も試合が終わった後に食べました」とはにかんでいた。
今後の目標には「K-1のベルトを一番にしていたので、まだ考えていない」と言いながらも、「世界最強になります」とより高みを目指すことを誓っていた。