日本テレビ「Going!Sports&News」(土曜&日曜後11・55)が9日に生放送され、VTR出演した巨人の大勢投手(25)が中日から今季加入したライデル・マルティネス投手(28=キューバ)に対する現在の気持ちを語った。
2021年ドラフト1位で巨人入りし、新人時代から3年連続で守護神を務めて通算80セーブをマークしている大勢。だが、今季から加わったマルティネスは昨季を含めて2度のセーブ王に輝くなど通算166セーブを挙げており、阿部慎之助監督(45)は8回を大勢、9回をマルティネスに託す方針を公言している。
守護神争いについて、大勢本人はどう思っていたのか。キャンプインに合わせ、先週宮崎入りしていた「KAT―TUN」の亀梨和也(38)から直撃インタビューを受けた。
すると、自主トレ期間中に報道陣から受けたマルティネスに関する質問には「ライバル視してるみたいな雰囲気では言いましたけど、その辺はもういいかなっていう感じで」と大勢。「チームが勝てばいいんで、僕は。やっぱ去年日本一獲れなくて悔しかったですし」とすでに気持ちは切り替えていることを明かした。
昨季の巨人は8回に19人の中継ぎ投手が登板し、防御率2.45。一方、大勢の昨季防御率は0.88だった。つまり、8回を大勢に任せ、9回は昨季中日で防御率1.09だったマルティネスに託して終盤の2回の失点を少なくして勝利をより盤石にするのが指揮官の狙いだ。
阿部監督との話し合いについて、亀梨からインタビューを受けたキャンプイン直後のこの時点では「まだ何もしてないです」とした大勢。だが、「大事なことはしっかりと相談してくださる監督なので。自分がブルペン入るようになってからいろいろ(話が)あるんじゃないかなと思ってます」と答えた。
そのうえで「やっぱ調整の仕方が、9回のほうが分かりやすかったんで。そういう面では(肩を)つくる回数っていうのは増えると思うんで、ちゃんと自分で調整していかないといけないなっていうのは思います」と前向きに話していた。