日本サッカー協会は10日、都内で技術委員会を開き、元日本代表MFで横浜FCコーチの中村俊輔氏(46)、静岡産大ヘッドコーチの加藤知弘氏(45)、東京Vなどで活躍したサッカー解説者の林陵平氏(38)への指導者プロライセンス認定を承認した。今後は日本代表、Jリーグトップチームの指揮を執れるようになる。
中村氏は昨年12月にライセンス講習最終行程の海外研修でセリエAのパルマで約2週間を過ごした。かつて福岡で指揮をした経験を持つペッキア監督や分析官、栄養士に直接インタビューするなど精力的に行動。プロライセンス取得について「終わりでも始まりでもない。横浜FCを勝たせるため、選手を成長させられるように、自分も成長できるように頑張りたい」と語っている。