ロックバンド「ガガガSP」が10日、バンドの「再始動」を公式X(旧ツイッター)で発表した。
この日は、5日未明に心不全のため死去したベーシスト、桑原康伸さん(享年44)の葬儀だった。葬儀ではボーカルのコザック前田が、桑原夫人たっての希望で「卒業」と「すばらしき人生」の2曲を弾き語りで披露。参列したメンバーや音楽仲間たちが涙ながらに最後の別れを惜しんだ。公式Xも「無事に葬儀を終えました」と報告していた。
夜になってバンドは「ライブ出演についてのお知らせ」とのタイトルで再びXを更新。「このたび、ガガガSPは2月22日(土)「浮現祭 EMERGE FEST 2025」より、ライブ活動を再開させていただく運びとなりました」と伝えた。
続けて「ガガガSPのベース桑原康伸が台湾での公演を大変楽しみにしていたことを深く感じており、その想いを胸に再始動することといたしました」とし、桑原さんの遺志を胸に前へ進む決意を記した。
そして「これまでの間、応援してくださる皆さまならびに関係者の皆さまには多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます。皆さまからの温かいご支援と励ましに深く感謝いたします。今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます」と感謝の言葉で結んだ。