落語家・桂二葉(38)が9日放送のTBS「情熱大陸」(日曜後11・00)に出演し、レギュラー番組降板の理由について語った。
「令和3年度NHK新人落語大賞」で女性落語家初の大賞に輝いた二葉。それ以来、独演会は毎回満席になり、また「アホを演じさせると天下一品」という定評もある。
番組では、落語家に注目を集めるため、レギュラー出演を引き受けたというフジテレビ「ぽかぽか」の生放送に密着。しかし、高座とは違い、二葉は固い表情のまま。ナレーションでは「2時間の生放送で、この日言葉を発したのはわずか3回」と伝えられた。
終了後、二葉は「何もしてへんから疲れた」といい「人がしゃべってはるのに(自分は)しゃべらんでいいんじゃないかなって思う。のけてまで、しゃべられへんから。落語は自分でボケて、自分でツッコんでやるから…無理やり楽しむのがイヤなんです。ウソっぽいから」と吐露。
また「あんなんでお金もらったらアカンと思ってるんですよ」といい、その言葉通り24年12月に「自分にウソはつけない」という理由で、自ら番組を降板をしたと語っていた。