元タレント中居正広氏(52)の女性トラブルに関するフジテレビの一連の問題を調査する第三者委員会が10日、トラブルの類似事案を調べる目的で、社外関係者からの情報提供を求める「社外関係者向け第三者委員会専用ホットライン」の設置を発表した。
過去にフジ・メディア・ホールディングス(HD)やフジに勤務経験のある人や、両社と取引関係があった人が対象。
2016年4月以降、フジの役職員が主催した会合でのハラスメント被害に心当たりがある人は、インターネットを通じて入力するよう求めている。ホットラインの設置期間は10日から24日まで。入力された情報は第三者委員会で扱われ、両社の役職員に見られたり、知られたりすることはないとしている。
第三者委員会は4日に、両社社員に対して調査を開始。だが、調査対象はあくまで社員のみで、同局関係者からは「制作会社など、出入り業者まで範囲を広げて徹底的に調査する必要がある」と対応を疑問視する声が噴出していた。