アスレチックスとマイナー契約を結んだ桐朋(東京)森井翔太郎内野手(18)が11日、母校での記者会見に出席し、メジャーの舞台で戦ってみたい相手を挙げた。
「打者として戦ってみたいのはデグロム、投手としてはデラクルーズです」と野手、投手それぞれ対戦したい相手を挙げた。レンジャーズに所属するサイ・ヤング賞2度受賞を誇る最強右腕と、昨シーズン67盗塁を記録した、レッズの若きスター選手との対戦を夢見た。
通算45本塁打、投手としては最速153キロの二刀流に加え、偏差値71の進学校と秀才でもある。今オフには大谷、山本らが在籍するドジャースなど計9球団の争奪戦の末、出場機会をより早くつかむことができるア軍を選択。また、「二刀流としての評価が高かった」と選択の理由を語った。
NPBを経由せずメジャーデビューを果たしたのはマック鈴木、多田野数人、田沢純一の3人のみ。加えて二刀流での挑戦という新たな先駆者となるために「森井モデル」を確立する。