「イモ欽トリオ」の山口良一(ヨシオ、69)と西山浩司(ワルオ、64)長江健次(フツオ、60)が11日、ニッポン放送「ラジオビバリー昼ズ」(月~金曜前11・30)にゲスト出演。大ヒットした「ハイスクールララバイ」のイントロの振り付け秘話を明かした。
1981年、フジテレビのバラエティ番組「欽ドン!良い子悪い子普通の子」に出演していた3人で結成したユニット。同年8月にデビュー曲「ハイスクールララバイ」をリリースし、150万枚を超えるミリオンヒットとなった。イントロでの山口がシンセサイザー、西山がドラムを叩く、コミカルな振りが人気となった。
イントロの振りについて、パーソナリティーの東貴博は「歌い出しの前にコントじゃないですけど、ちょっとあるんですよ。この小芝居が超楽しい。何が凄いって、頬っぺた叩いた後の“何で叩かれたんだ?”みたいなのとちょっとした雰囲気の顔と、そこをやり返そうとするとやられちゃう、みたいな…そこのやりとりを子供ながらに超分析して」と話すと、長江が「変わってるね」と笑いつつ、「よく素人さんが1人で歌う時はワルオとヨシオやるって言うんです。グズグズなんですよ。お二人がやってるのって、間と切れが絶妙、普通の人ができない。できそうな気になるんだけど。やっぱり2人は凄いなって、今さらながら」と感心した。
西山が「イントロ流れたらすぐやっちゃうから」と話すと、東は「ずっと見たいなって思ってて」。メインボーカルは長江が務めており、「僕は真ん中でマイク持ってるだけ」。山口は「私たちはむしろあれが終わったら仕事終わったも同然」と笑った。
長江は「真ん中の“baby i love you so”は土居甫さんが振り付けしたんですけど、叩くところはお2人が。僕がレコーディングで歌入れしている時に2人暇やからその時に」と告白。山口も「何回もイントロが流れるんだけど、やることないから2人で遊んでたの」と話し、西山も「そしたらガラスの向こうのスタッフがバカウケしてるの。その振り、そのままやろうって」と振り付け誕生秘話を明かした。
東は「超天才ですよ」と絶賛。山口は「昔、沢田研二さんにも褒められたことあって。“あの振り、素晴らしいよね、プロじゃ考えつかないよね”って」と話した。