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田口壮氏 オリックス2軍監督時代、練習中に外国人選手が大暴れ「俺の友達、誰か分かるか?壁だ!って…」

スポニチアネックス 2025年2月11日 18時13分

 NHK BS「球辞苑~プロ野球が100倍楽しくなるキーワードたち~」(日曜後9・00)が9日に放送され、元メジャーリーガーで昨季限りで1軍コーチを務めていたオリックスを退団した田口壮氏(55)がゲスト出演。オリックス2軍監督時代の生々しいエピソードを明かした。

 今回のテーマは「二軍監督」。スタジオには田口氏、ヤクルトで1、2軍監督を務めてともに優勝した真中満氏(54)、ロッテのサブロー2軍監督兼統括打撃コーチ(48)とそうそうたるメンバーが集まった。

 そのなかでVTR出演したのが、元メジャーリーガーで、巨人1軍投手チーフコーチなどを経て昨季から巨人2軍監督に就任した桑田真澄氏(56)。就任してからの“舞台裏”を愛情深くも赤裸々に語り、別々にVTR出演した中山礼都内野手(22)は昨季3度にわたって2軍降格した際に桑田監督からかけられた言葉なども明かした。

 そのVTR明けに意見を聞かれた田口氏はオリックス2軍監督時代を振り返り「僕も何回も落ちる選手のメンタル的なとこですね」と“心のケア”に関して思い当たることがある様子。

 そして、「外国人選手は、結構2軍にいる選手、フラストレーションためてます」と苦笑いまじりにコメント。これには真中氏も「難しいですよねぇ…」と共感たっぷりに語った。

 田口氏は「1軍でできると思ってみんな(日本に)来てるんで。イライライライラしてて。特に家族が来てないとかってなると」と回想し「地方の球場で練習してたんですけど。もうブチ切れて。硬球を森の中に投げたんですよ。で、呼んで話をして。話をすると“俺の友達、誰か分かるか?”って。“壁だ!”って。“家に帰ったら壁しかないんだぞ”って」と経験談を披露。「泣けてきちゃって…。そうか、そうか…って話をした記憶ありますね…」と話していた。

 

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