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飯尾和樹 無名なのに「いいとも!」レギュラー「たすきかけて行った」 視聴者から殺到した質問とは

スポニチアネックス 2025年2月11日 19時8分

 お笑いコンビ「ずん」飯尾和樹(56)が11日、TBSラジオ「パンサー向井の#ふらっと」(月~木曜前8・30)にゲスト出演し、フジテレビ系「笑っていいとも!」大抜てきの裏話を明かした。

 芸能生活35年。コンビも結成、解散を繰り返してきたお笑い人生だった。「何で売れたか、仕事をもらえるようになったか分からないけど、チャンスをつぶした数はたくさん覚えているんだよ。全部握りつぶしてきたというね」と、紆余曲折のころを自虐的に語った。

 相方やすと00年、ずんを結成してから、幸運が舞い込んできた。01年4月から「いいとも!」にレギュラー出演した。「ずんを組んでその年の関根(勤)さんのカンコンキンシアターという(舞台があって)。そこで関根さんと絡むことが多くて」。すると、「いいとも!」のスタッフと司会のタモリが観覧に訪れたという。

 「関根さん、上手じゃない?いじってくれて、泳がせてくれて」。関根のいじりテクニックのおかげで水を得た魚のようになった飯尾のことが、スタッフらの目に止まったという。「“飯尾君、いいとも出しちゃいましょうか?あはは…”なんて言われて、それが本当になって」と、当時の驚きを振り返った。飯尾は01年4月から3年間、レギュラーを務めた。

 「いいとも!」といえば、14年の放送終了まで32年間、お茶の間のお昼を席巻した帯ワイド番組。そこに突然、レギュラーとして入ることになった飯尾は、世間からはまだまったく知られていない存在だった。「たすきをかけて行ったんだから。いいとも青年隊より説明が必要な存在だから」と笑わせた。

 視聴者からも疑問の声が殺到したという。「“あの人は誰ですか?ってファクスが殺到してます”という質問がきて。タモリさんが“おい、飯尾。こんなにそんな質問が来てるぞ”って言った時に、池上彰さんみたいに“いい質問ですね”って返した。それがその放送で一番ウケてて」と振り返っていた。

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