NHK BS「球辞苑~プロ野球が100倍楽しくなるキーワードたち~」(日曜後9・00)が9日に放送され、ロッテのサブロー2軍監督兼統括打撃コーチ(48)がゲスト出演。1、2軍選手の入れ替えに関して吉井理人監督(59)との“せめぎ合い”に関して語った。
今回のテーマは「二軍監督」。スタジオには元メジャーリーガーでオリックス2軍監督も経験した田口壮氏(55)、ヤクルトで1、2軍監督を務めてともに優勝した真中満氏(54)、そしてサブロー氏とそうそうたるメンバーが集まった。
そのなかで、1、2軍選手の入れ替えについての話に。当然ながら2軍から推薦したい選手がいる一方で、1軍はその選手ではなく違う選手を上げてくれと意見がすれ違うこともある。
これについてサブロー氏は「吉井監督は結構聞いてくれるので。“これ上げようと思うけど、どう思う?”っていうのを一応は聞いてくれるんですけど、聞いてくれない時もあるんですよ」と苦笑いまじりにコメント。「特にピッチャーのことに関しては吉井監督は全部見られているので」とした。
それでも、サブロー2軍監督がしつこく推薦し続けた投手がいるという。
それが、昨年「侍ジャパン」にも初選出された鈴木昭汰投手(26)。「彼、3回、4回ぐらい(1軍から昇格を)断られましたけど。でも“絶対大丈夫ですから”って言って。そしたら(1軍で)結構やってくれたんで。それが一番うれしいんですよ」と笑顔だった。