タレントで女優の野呂佳代(41)が、11日放送の日本テレビ系「躍る!さんま御殿!!」(火曜後8・00)に出演し、家業にまつわる苦い思い出を明かした。
この日のテーマは、「家業がすごい有名人SP」。野呂の実家は理美容室で、父が理容、美容どちらもできたという。
野呂も父に髪を切ってもらっていたが、ある時を境に頼むのをやめたという。「広末涼子さんが当時、めちゃくちゃ好きで、髪形がすごくはやってて、どうしてもああいうふうになりたかった」。父に広末のトレードマークだったショートカットをお願いしたという。「みんな知っている美容室だったので、お父さんも腕は確かな人で。自慢しちゃったんです。“私、今日、広末になる”って」と振り返った。
ところが、出来上がった髪形は、野呂の期待外れだったという。「全然、違う髪形が出来上がって」。スタジオでは当時の写真が公開されたが、MCの明石家さんまは「広末っぽいよ?お父さん、失敗じゃない」と断言。野呂の父をフォローした。
それでも、野呂は「え?これ失敗じゃないですか?」と驚いて聞き直し、「私はこれが大失敗だと思って、そこからお父さんにやってもらうのをやめたんです」と打ち明けた。
野呂の髪形をめぐるエピソードは、人気バラエティー番組「伊東家の食卓」でも紹介されたという。「結果、その時も私が負けたんですけど。お父さんは悪くないって。25年ぶりの敗北なんです」としょんぼりしていた。