俳優の柿澤勇人(37)が、11日放送の日本テレビ系「躍る!さんま御殿!!」(火曜後8・00)に出演し、祖父のストイックぶりを明かした。
この日のテーマは、「家業がすごい有名人SP」。柿澤は曽祖父が浄瑠璃の語り手・清元志寿太夫、祖父は三味線奏者の清元榮三郎で、ともに人間国宝という家柄に生まれた。
柿澤によると、祖父は超ストイックな性格だったという。「僕の祖父は旅行に行くにも、食事に行くにも常に三味線を持ち歩いて」。楽器と一心同体で、常に弾けるようにしていたことを明かした。
祖父は02年に死去。晩年は末期がんで闘病生活を送ったというが、そこでもプロ意識が垣間見えたという。「弾くのが腕と指先なので、祖父は最後は末期がんで亡くなったんですけど、点滴を打つじゃないですか?薬も打たなきゃいけないし、栄養も。でも最後の最後まで、“俺の商売道具に針を刺すな”って」。腕へ点滴の針を刺すのも拒むほどだったという。
MCの明石家さんまは「かっこええなあ…」と驚きつつ、「お医者さん、どうしたんや?三味線に(刺した)?」とボケ。ひな壇から「つながってないですよ」などとツッコミが相次いでいた。