BS10の野球トークバラエティー「ダグアウト!!!」(月曜後10・00)が10日に放送され、元広島監督の野村謙二郎氏(58)と元広島捕手で巨人、中日でコーチを務めた西山秀二氏(57)がゲスト出演。カープが生んだ往年の名選手たちの意外な“素顔”が明かされる場面があった。
現役時代、選手たちが集まって会食する場面についてトークになった時だった。
野村氏は「開幕前とか、何かちょっとチームが低迷したりとかいう時に行って。自分たちが知らないチーム内のゴタゴタとかなんか。こういうところがダメなんだ…とかいうのの話を聞いたりするっていう会でもあったですね」とし、「結局チーム内でもニシ(西山氏)は知ってるけど僕知らないとか。僕は知ってるけどニシが知らないとかっていうところを聞いて初めて“えぇ~っ!そうなの?”とかって結構あったよね?」と西山氏の顔を見た。
これに西山氏も「ざっくばらんに話できるじゃないですか。そうやって食事しながら飲んでっていう。多少なりとも本音も出てくるし」と昭和から平成初期にあった“飲みにケーション”を懐かしんだ。
そして、「だいぶ酒入ってきたら最後の話題は誰が一番金持ってる?いう話」と笑顔の西山氏。「最終的に落ち着くんは江藤(智)が一番持ってる、と。お前は使うことがないって。給料もようさんもうててほとんど使うことないから、お前が一番持ってるやろってみんなに言われて、最後の最後に江藤が“多分僕が持ってますね”って」と当時のカープナインによる“お決まりの流れ”を明かして笑わせた。
西山氏によると「江藤は黙々と家で日本酒を一人で飲むタイプ」とか。すると、野村氏は「タイプあるんですよ。野球選手って食事はババババって食べて次に行くっていうタイプの人と、もう腰を据えてゆっくり酒を飲みながらやるタイプと分かれるんですよ」と説明した。
そして、野村氏は「正田さん、一番速かったですね」と正田耕三氏(63)は現役時代にババババっと勢いよく食べるタイプだったとも補足。これには西山氏が「正田さんって食べるもん決まってるんですよ。もう子供が食べるようなもんしか食べないんです。刺身とか一切…。お子様ランチみたいな。ハンバーグとかオムライスとか、そういうのしか食べないんです」と明かして笑わせていた。