女性7人組アイドルグループ「Gran☆Ciel」(グランシエル、通称しえる)が、「私たちは売れる!」という貪欲なテーマを今年の最大目標に掲げた。2018年の結成から7年を迎えるものの、メンバーチェンジを経て、現在の体制は在籍3年の上丘鈴華と小林夢叶以外の5人が加入1年未満というフレッシュな布陣。昨年末にリリースした新曲「We Can」で勢いをつけ、挑む勝負の2025年。全メンバーそれぞれのソロインタビューを通して、彼女たちの覚悟に迫る。第6回は、松谷祐果(ゆら)です。(「推し面」取材班)
――昨年は年末のワンマンライブを満員にすることをグループの目標に掲げていました。ライブを終えたいま、この目標を振り返っていかがですか?
松谷「ワンマンライブには多くの方に来ていただきましたが、満員という目標には届きませんでした。前売りチケットもソールドアウトしてなかったので、多くのお客さんに来ていただけたのは嬉しかった反面、悔しさもありました」
――目標に向かって走り続けた2024年でしたが、パフォーマンス面はいかがでしたか。
松谷「(昨年)5月のワンマンでは必死で話さなければならないという気持ちが強かったんです。でも、12月のワンマンは見せ方や曲に対する思いをしっかりと考えてから臨むことができました。成長した部分をお見せできたと思います」
――そのステージでも特に熱い声援を受けた「We Can」についてですが、この曲の推しポイントを教えていただけますか?
松谷「2サビの『忘れないでね どんな時だって 側にいるから』というフレーズがとても気に入っています。曲のリリース期間だった昨年11月に望月希美奈さんが活動終了して寂しく感じていました。この曲を通じて、いろんな思いを抱えながら応援されていること、勇気をもらっていること、辛い時でも一緒にいるということを語りかけてくれる気がします。すごく寄り添ってくれる曲だと思います」
――続いて、ワンマンライブで佐藤優衣さんがステージデビューし、新しい7人体制になりました。松谷さんにとって佐藤さんはどのようなメンバーですか?
松谷「とても立派なメンバーです。初めてのアイドル活動で、しかも1ヶ月後にはワンマンライブを控えている状況で加入したんです。それ以来大変な日々を送ってきた中で、ワンマンライブの後半戦から一緒にステージに立ち、最後までやりきる姿に感動しました。グループがさらに強くなるために欠かせない存在です」
――年が明けてから印象深いエピソードがあれば教えてください。
松谷「1月1日に初詣に行った際、おみくじで凶を引いてしまいました。人生初の凶で、衝撃的でした(笑)」
――今年の目標はいかがでしょうか。
松谷「『売れるグループ』です。注目されるアイドルとして成長したいです。波に乗っていると多くの方に感じてもらえるようなグループを目指しています」
――その目標を実感できるような具体的な光景は思い浮かびますか?
松谷「出演できるライブの幅が広がっていくことです。Gran☆Cielを呼びたいと真っ先に声をかけてもらえるグループになりたいです」
――最後に6月の7thワンマンに向けての意気込みをお願いします。
松谷「前売りチケットをソールドアウトさせて満員の会場でワンマンライブを成功させられるよう頑張ります」