10年ぶりに復活したロックユニット「黒夢」が11日、横浜市のぴあアリーナMMでライブを行った。アンコールでは7月19日から「黒夢」としての全国ツアーを開催することも発表した。
ボーカル清春(56)のデビュー30周年ツアーの最終公演が9日に行われ、そこにベース人時(52)が駆けつけ復活。今回はその追加公演という位置づけ。
久々の再会で、清春は「10年以上、互いにLINEも電話番号も知りません。でも僕たちはどう死ぬか、毎日考えてもがいている。2人とも50代になり今できることをやろうと思った」と集結の経緯を説明した。人時は「久々に会った清春は、変わらず素敵な人でした。当時を変に思い出したり忘れたりせず、すんなりベースを弾けました」と音楽に集中できたことを明かした。
ライブでは代表曲「MARIA」など23曲を9000人の前で歌唱。清春はステージ上でタバコを吸ったりマイクを投げたりと大暴れ。人時もそんな清春を懐かしそうに見つめながらベースを弾いていた。