アスレチックスとマイナー契約を結んだ桐朋(東京)の森井翔太郎内野手(18)が東京都国立市の母校で会見し、将来の目標を「投手は2桁勝利、打者は30本塁打、打率・300以上」と掲げた。
高校通算45本塁打で、最速153キロと二刀流の可能性を秘める逸材は「内野の守備にはこだわりがある」と“三刀流”でのプレーにも意欲。二刀流のパイオニアであるドジャース・大谷と対戦したいか問われ「どちらも(投打ともに)嫌ですね」と語って笑わせた。
NPBを経由せず、夢だったメジャー挑戦の道を選んだ森井は「打者目線ではデグロム選手、投手目線ではデラクルス選手」と、レンジャーズの剛腕とレッズの若きスターとの対戦を熱望。「希望は4、5年でメジャーに上がりたい」と見据えた。(小林 伊織)