ドジャースの佐々木朗希投手(23)が11日(日本時間12日)、キャンプインを迎え、アリゾナ州フェニックス近郊のグレンデールにあるキャンプ施設に入団決定後初めて姿を見せた。
ウィル・アイアトン通訳と一緒にキャンプ施設内を散歩した後、室内練習場やグラウンドを見て回り、再びクラブハウスへと入った。クラブハウスでは大谷翔平や山本由伸と談笑する場面もあった。
午後にグラウンドでウォーミングアップを行った後は初のキャッチボールを開始。投手コーチ、チームスタッフ、SNS担当ら総勢16人に見守られながらドジャースでの第一投を投じた。距離は約30メートルまで伸ばし、約20分間行った。キャッチボールの後はトレーナーや理学療法士が見守る中、ダッシュを繰り返した。
球団広報によると、12日(同13日)にキャンプ入り後、初めてのブルペン投球を行う予定だという。
2023年WBCにメキシコ代表として出場した35歳のベテラン捕手バーンズは、佐々木の印象について「彼の投球を見たのはWBCで私たちを相手に登板した時だけだ。彼は(他の投手とは)違う。彼はほとんど怪物のようだった。豪速球を持ち、スプリットがそのたびごとに違う方向に動いた。彼の投球が楽しみ。彼が歓迎されているように感じさせたいし、競い合う準備をさせていきたい」とバッテリーを組む日を待ちわびた様子だった。
マンシーは佐々木とはまだ対面していないとしつつ「まだその機会はないが、近々会えることを望んでいる。(佐々木の)リクルートの段階でビデオ作成に協力してくれと言われ、楽しんでやった。近いうちに対面して交流できることを願っている」と話した。