サッカーの日本代表で長期離脱が続いているアーセナルのDF冨安健洋(26)が、問題を抱えている膝に関して2度目の手術を検討していると英紙デーリー・メールが11日に報じた。
今季の出場が昨年10月のサウサンプトン戦での6分間にとどまっている中、手術を受ければ離脱のさらなる長期化は確実。2026年W杯北中米大会のアジア最終予選突破を目前にしている日本代表だが、センターバックとサイドバックでハイレベルなパフォーマンスが可能な冨安の存在は上位を目指す本大会で欠かせないだけに手術となれば大きな懸念材料となる。
21年にアーセナル入りした冨安は活躍の一方でたびたび故障に悩まされ、23年3月に右膝を手術。今季も離脱が長引く中で、1月3日にはアルテタ監督が冨安の状態に「ピッチでいくつかプレーをこなしたが、長期的なケガであり、どれだけ早く回復できるか、膝の反応を見ていく必要がある。願わくば、うまくいってほしい」と言及していた。