日本相撲協会は大相撲春場所(3月9日初日)の開催を告げる御免札を12日、会場のエディオンアリーナ大阪に設置した。担当部長の伊勢ノ海親方(元幕内・北勝鬨)は見どころについて「新横綱がどれだけの成績を収めるのか。正々堂々、先場所のような相撲を取ってほしい」と豊昇龍(25)への期待を語った。
初場所千秋楽の優勝決定巴戦を制して12勝での初優勝、そして新横綱昇進。その効果もあり、チケットのとの売れ行きは15日間完売だった昨年よりも好調という。「完売した去年より出足がいい。春場所はよく“荒れる”と言われるが、新横綱が誕生して期待の声も大きい」と反響を物語った。