元巨人の槙原寛己氏(61)が12日、都内で行われた「今年こそ!一から学ぼう『NISA 教室』」に出席。野球界の金銭事情について触れた。
現役時代から株に熱中していたという槇原氏。「今アメリカで活躍してる日本人の選手って、(資金を)運用してくれる人がちゃんと付いて運用してくれる」と説明。
23年オフにドジャース入りした大谷翔平投手の契約金は、10年総額7億ドル(約1103億8300万円)。「大谷君なんか1000億円、これ回したら大変なことになりますよ」とうなり、「だから、水原一平のお金も気にならないと思うんです。これ冗談ですけど」と冗談を交えながら大谷選手と金銭トラブルがあった水谷一平氏の話題に触れ、会場の笑いを誘った。
お金の管理を任せることができる人が身近にいることで「やっぱり野球辞めた後、楽なんですよね」と槇原氏。特に、メジャーで活躍した選手は帰国後の生活も比較的安定。現役を終えた選手たちのためにも「野球の選手たちも自分でこういう(お金を)守るとか、慎重さの話を知るべき。本当はキャンプ中、こういう時に講座やるべきですよ」と提案した。
影響力のある現役選手が投資への知識を深め、発信する事で「話題になれば、日本中で“目を向けだしたよ”って話になると思う」とうなずき、「各球団12球団ありますよね。それでもし、話聞いてくれたりしたら、非常にいいニュースになるかなと思います。“あいつはお金に細かい”みたいなことなる可能性あるんですけれども、全体がそういう気運になれば、ちょっといいかなと僕は思います」と語った。