柏のFW細谷真大(23)が14日に開幕する新シーズンのリーグ戦の目標を20得点に設定した。クラブの1シーズンのリーグ日本人最多得点は13年に工藤壮人が記録した19得点。00年に北島秀朗がマークした18得点が2位で続く。ともにエースナンバーの9番を背負ったレジェンド的な存在だ。
細谷は23年に14得点したが、パリ五輪に出場した昨季は過密日程もあり、6得点に低迷。12日の練習後、背番号9を付ける今季は「背番号9にふさわしいプレーをしないといけない。20得点を目標に置いている」と言い切った。
チームは練習試合を含めたプレシーズンマッチ4試合で19得点を量産。細谷も通算2得点を挙げて攻撃的サッカーをけん引している。26年W杯北中米大会の出場権獲得に王手をかけている日本代表入りに向けても重要なシーズン。森保ジャパンは欧州組が大半を占めるが「コンスタントに点を取り続ければ代表に入れると思っている」と力を込めた。