近鉄、中日など3球団でプレーした金村義明氏(61)が10日のMBSラジオ「金村義明のええかげんにせ~!」に出演。阪神の新加入助っ人は“期待できる”と絶賛した。
阪神の沖縄・宜野座キャンプを訪れた金村氏の目に留まったのが、新外国人ラモン・ヘルナンデス内野手(28=メキシカンリーグ)だ。
紅白戦に紅組の「4番・DH」で出場。「フリー打撃で柵越え何発っていうから、どうかと思って見たらやっぱ迫力あるね」と第一印象を明かした金村氏は、第1打席で白組先発・門別の初球をファウルチップしたことに注目した。
「2球目のスライダーを三塁側にファウル。3球目のアウトコースで見逃し三振だったけど、結果はどうでもいい。初球から“初見”のピッチャーの球を振れるっていうのは久しぶり」
金村氏は「最近の外国人選手は受け身」と指摘。ファーストストライクから振れるヘルナンデスの姿勢を称えた。
3回の第2打席は右翼線に適時二塁打。「今のところ大合格やろな。期待できると思う。サード守ってもフットワークがいい」と守備も及第点を与えた。