フリーアナウンサーの田中みな実(38)が11日放送のTBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」(月~木曜前11・00)に出演し、SNSをやらない理由を語った。
リスナーの悩みを聞く「相談は踊る」コーナーで30代女性から「何が日々のモチベーションになっているのか教えて欲しい」という質問が届くと、自身の30代を回顧。2014年にTBSを退社した後、32歳で演技に本格的に挑戦したことを振り返り「全く別の分野でゼロからのスタートのお仕事を始めたことで、現場では新人みたいな感じだから学ぶことがとても多くて吸収しなければならないものがたくさんあると、年齢や周りがどうこうとか気にならなくなってくる」と話した。
自身について、安定を求めるよりも「できないことを探さなきゃ!っていう焦燥感に駆られる稀有なタイプなのかもしれない」と分析。「だから新しいことを探しに行くけれども、皆さんはどうなんでしょうね。30代半ば、40代になって新しいことに踏み出そうとか思わないのかもしれない。特に仕事において」とリスナーに理解を示す場面もあった。
バラエティー番組を中心に活動していた頃は「評価されたい、褒められたい」という思いがあったが、演技の仕事に挑戦してからは「褒められないのが当たり前だし、誰かからの評価って一体何なんだろうなって。人の評価なんてそんなに気にしていられないなと思った」という。
「そんなものに左右される必要はなくて。一般の方もSNSのコメントに左右されてしまう方も多いけど、その人たち何の責任もなく言ってるんだから!」と言い切り、「そういうものに触れたくないからSNSやってないんですよ。他人の評価っていい加減なもんよ」と自身がSNSのアカウントを持たない理由を明かした。