元サッカー日本代表で同学年の小野伸二氏(45)と高原直泰氏(45)が、スポーツブル公式チャンネル「石橋とアスリートが盛り上がって三田」に出演。2006年W杯ドイツ大会のブラジル戦後に見せた中田英寿氏の行動を振り返った。
小野ら黄金世代が主力となったドイツ大会。過去最高の成績を期待されたが、1分け2敗でグループリーグ敗退した。
ブラジルに1―4で敗退が決定した試合後、中田氏はピッチに大の字に倒れ込み、約10分間動かなかった。
小野氏は「あのシーンはみんな気づいてなかった。後で映像を見て、そこで辞めるという気持ちだったのか、僕らには知らされてなかったですし、ヒデさん(中田氏)がどういう気持ちで戦っていたか知るよしもなかった」と振り返った。
そして、「あのシーンを見ると、ここに賭けていた想いを感じた」と続けた。
高原氏も「ヒデさんはチームの中心であったし、世界のトップで戦ってきた選手なので、ふるい落とされないように必死で食らいついていく存在でした」と説明した。