サッカーのドイツ1部バイエルン・ミュンヘンに所属する日本代表DF伊藤洋輝(25)が12日に敵地で行われるセルティック(スコットランド)との欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント進出プレーオフ第1戦に向けた遠征メンバーに招集された。
昨年6月にシュツットガルトから2350万ユーロ(約37億円)とも報じられた移籍金で加入した伊藤は7月の練習試合で中足骨を骨折。手術を受けて開幕前にチームを離れ、11月に再手術を受けた。
地元メディアでは当初は11月末に復帰する見通しだったと報じられたが、離脱が長期化。年明けの1月14日にはコンパニー監督が「複雑な状況であまりプレッシャーをかけたくない。願わくば6~8週間で復帰できれば。彼に十分な時間と安静を与えて完全に復帰させることが重要」と語っていた。
この発言から4週間で招集メンバー入りを果たし、ドイツ誌キッカーは「サプライズ」と報道。セルティックはFW前田大然が出場停止処分の軽減で第1戦出場が可能となり、MF旗手怜央も含めて日本人対決が実現する可能性が出てきた。