NHK「みんなのうた」発のコーラスグループ「Dreamers Union Choir（ドリーマーズ・ユニオン・クワイアー、DUC）」が12日、番組採用曲の「校長センセ宇宙人説」でメジャーデビューした。合わせて5月6日に横浜市開港記念会館講堂でデビュー記念ライブを開催することも発表された。
伴奏で作編曲の木島タロー（50）と11人の歌手によるグループ。NHKの担当者がグループに目を付け、番組に採用したことがデビューにつながった。音楽関係者は「デビュー前の歌手が『みんなのうた』に採用されるのは極めて異例」と語っている。
グループは2007年に結成。地声も交えながら合唱する「パワーコーラス」という唱法が特長。メンバーの経歴も多彩で、20～44歳の男女で構成されており学生、会社員、経営者など経歴はさまざまだ。
今回のライブ開催について木島は「長い間、合唱こそ最もエキサイティングなライブ音楽になるはずなんだ、と人に話す度にピンとこない顔をされてきました。それが今このスタイルでメジャーというフィールドに踏み出せたことは、本当にここまでの人生の甲斐があったと思える出来事です」と感謝。「信じて長くついてきてくれたこのメンバーたちと一緒にこの日を迎えられたことを、本当に心から良かったと思っています。生の合唱には人生を変えるパワーさえあります。体感しにきてください！」と意気込みを語った。