BS10の野球トークバラエティー「ダグアウト!!!」(月曜後10・00)が10日に放送され、元広島監督の野村謙二郎氏(58)と元広島捕手で巨人、中日でコーチを務めた西山秀二氏(57)がゲスト出演。西山氏が「絶対監督なんかやるもんじゃない」と思ったという瞬間を語った。
「監督・コーチの大変さ」というトークテーマの時だった。
まずは2010年から14年まで広島監督を務めた野村氏がチームを率いる苦労について語り、その野村氏から「コーチはどう?」と振られた。
これに西山氏は「コーチはやることとか大変は大変ですよ。練習のなかで指導もしなきゃいけないし、データも常に準備しとかなきゃいけない。監督に“あれどうなってる?”って言われたらすぐ一瞬で答えなきゃいけないわけですから常に準備しとかなあかん。大変は大変ですけど、監督っていうのは最終的に責任がくるじゃないですか。やっぱり監督のほうが大変だと思います」とした。
そして、「見てて一番大変やな思うのは…。あんだけヤジられたらメンタルやられますよ、ホント」とチームの連敗や低迷でスタンドから強烈なヤジを一身に浴びる監督の苦悩に触れ「僕は野村さんがやられてる時も見てるし、そのあと自分が(コーチを)やった時、今度は立浪監督がぼろかすヤジられてるの見てるし。絶対監督なんかやるもんじゃないなと思いましたもん、見てて」と振り返った。
立浪和義氏(55)は2022年から24年まで中日監督を務めたが、球団初となる3年連続最下位に終わり、昨季限りで退任。西山氏は22年、23年と中日でバッテリーコーチを務めた。
もしもどこかの球団から監督オファーが来たとしたら…。これには「監督やりたいとは思わないです」と即答する西山氏だった。