バスケットボール男子日本代表のトム・ホーバス監督(58)が12日、都内で行われたアジア杯予選(20日=中国、23日=モンゴル戦)に向けた合宿後に取材に応じ、NBAレーカーズの八村塁(27)が自身の手腕や日本バスケットボール協会(JBA)を批判する発言を繰り返した件について初めて言及した。
英語で正しいニュアンスを伝えるために「Everybody has the opinions(みんなそれぞれ意見はある)」と語った後に日本語で「残念、とても」と漏らした。騒動後、八村とは「話してない」と言う。
八村は昨年11月、JBAの強化方針がビジネス目的などと批判、ホーバス監督についても「練習のやり方、ミーティングも世界レベルではない」と指摘していた。その後、千葉Jの渡辺雄太が仲裁に入る意向を示しJBAの渡辺事務総長が2人の関係修復に注力する方針を示していた。