スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥は27日、ピカソを相手に6度目の防衛戦に臨む。22日には決戦地サウジアラビア・リヤドのヒルトン・ホテルでメディアデーに臨み、現地メディアに「KOを期待してほしい」と宣言した。
興行には中谷も参戦する。両者が同じリングに上がるのは初で、来年5月に東京ドームで計画されている直接対決の前哨戦となる。井上は「今後のキャリアを加速させてくれる、来年のビッグマッチに向けた大事な一戦」と位置づけた。
米ボクシング専門メディアの「Brunch Boxing」は20日、関係者の話として、尚弥―中谷戦が5月3日で調整されていると報じた。井上は「先のことは、この試合が終わってから」と、言及は避けた。正式発表は両者が勝つ条件で今回の興行後になりそうだが、ゴールデンウイーク中の試合となれば、チケットの争奪戦もより激しくなりそうだ。