◇ミラノ・コルティナ冬季五輪 第8日 フィギュアスケート 男子フリー(2026年2月13日 ミラノ・アイススケートアリーナ)
フィギュアスケートの男子フリーが13日(日本時間14日)に行われ、佐藤駿(エームサービス・明大)が大逆転での銅メダルを獲得した。
★佐藤 駿(さとう・しゅん)
☆生まれとサイズ 2004年(平16)2月6日生まれ、仙台市出身の21歳。父の仕事の影響で埼玉県へ引っ越し、埼玉栄中、同高を卒業。明大4年在学中。
☆競技歴 5歳の時にアイスリンク仙台でスケートを始める。13、14年に全日本ノービス選手権Bクラス連覇。15、16年は同Aクラス連覇。19年ジュニアGPファイナルを制した。
☆シニア実績 初出場だった25年世界選手権は6位。24、25年とGPファイナル連続銅メダル。25年全日本選手権で初表彰台の2位に入り、五輪出場を決めた。
☆得意技 中学時代から4回転ジャンプを組み込んでおり、アクセルを除き最高難度の大技4回転ルッツが武器。練習では数回のチャレンジで着氷。19年11月の埼玉でのローカル大会で日本人2人目の成功を果たしており、世界への突破口となった。
☆憧れの存在 アイスリンク仙台を拠点とした五輪連覇の羽生結弦さんに憧れている。幼少期にプレゼントされたペンダントは今もティッシュカバーにつけて持ち歩く。19年ファイナルのエキシビション前に成長して再会。4回転フリップの跳び方で助言を受け、日下匡力コーチは「あいつ、その後すぐに降りましたから!」と後日談を語った。
☆コーチも注目? キスアンドクライで感情の起伏が少ない佐藤とは対照的に、隣に座る日下コーチの感度の高いリアクションが話題に。11年の東日本大震災後に浅野敬子コーチとともに佐藤を預かり、一度指導。埼玉を拠点とした中2の頃から師弟関係が続いている。靴の研磨も担っている。
☆穏やか 凪のような性格で、練習で一度も弱音を吐いたことがない。自宅で飼う2匹のインコが最初は引っかいてきたというが、穏やかな佐藤に懐いてしまったというエピソードも。