[スポーツソウルドットコム|イ・ダウォン記者] アイドルグループEXOの隠された魅力を一つ一つ掘り出したリアルバラエティー番組、ケーブルチャンネルMBC Every 1の「EXO's SHOWTIME」が女心をつかむことに成功しながら、放映終了を迎えた。楽しさと視聴率の両方でいい成績を収めた同番組は、EXOとファンを繋ぐコミュニケーションの窓口になり、さらにEXO一人一人についてよく知らなかった視聴者まで魅了した役割を果たした。
13日午後、「EXO's SHOWTIME」の最終回が放送された。これまでステージの上で見せてきたカリスマをしばらくさておき、放送を通じてホルモンを食べたり、お互いにいたずらをする日常をありのまま見せてくれたEXOは、20代の初々しい姿を存分に披露して番組の人気行進に力を加えた。
専らハンサムなルクスだけだと思ったKRISの“空威張りの魅力”と、強力なカリスマの持ち主TAOの“ぶうぶう不満をこぼす”意外な面、無口Xiu Minのおしゃべり白書などは、「EXO's SHOWTIME」が発見した宝石のようなEXOの魅力だった。
12部作で終えるには何か物足りない感があった同番組は、高い視聴率を終始記録し、特に10代の女性層では最高視聴率6.1%(ニールセンコリア集計)まで高騰した。平均視聴率も5%を記録し、同時間帯放送のうち1位を達成した。
このように大きな愛を受けた背景には、視聴者とEXOの間隔を狭めた制作陣の努力がある。「EXO's SHOWTIME」は、視聴者の質問にEXOが直接行動しながら答えをあげるという新たなコンセプトで企画され、放送前からも話題になった。また、放送後には、ファンとのコミュニケーションを扱ったという点で、引き続きイッシュを生み出し、視聴者の呼応を引き出した。EXOのメンバーをより詳しく知ることになったという評価で、すでに形成されたファン層をより硬く結束した。
MBC Every 1のユン・ミジンPDは、「現在、EXOが韓国で最も人気の高いグループであることは間違いない。しかしEXO's SHOWTIMEの人気は、インターネット、SNSなどの即時対応に慣れている世代のニーズに適切に答えたことでよるもの。スターとファンの距離を縮めるため、新たに試みた企画が的中したと評価されている」とし、「MBC Every 1は、今後も、同番組のように視聴者とのコミュニケーションができる新企画の開発に力を入れていく計画だ」と伝えた。