[スポーツソウルドットコム|キム・ギョンミンインターン記者] “フィギュア女王”キム・ヨナ(24)が21日(日本時間)、ロシア・ソチのアイスバーグスケートパレスで終わったフィギュアスケート女子シングル競技で銀メダルを獲得した中、その結果に対する外信の指摘が後を絶たない。
LAタイムズは同日の試合を、「“スキャンダル”なのか、“スケート”なのか」と言及しながら、「常識的にアイスバーグスケートパレスで起きたことが間違っていたのは明白だ」と強く疑問を提起した。「キム・ヨナの欠点のないパフォーマンスは、彼女の王冠を守るのに十分だった」とし、キム・ヨナが繰り広げた完璧な演技を認めた。一方、キム・ヨナよりも5.76点リードして1位に上がったアデリーナ・ソトニコワ(17、ロシア)の演技については、「芸術的ではなかった」と酷評した。
LAタイムズはキム・ヨナの五輪2連覇を予想したと明らかにした上、 「キム・ヨナは美しくて、ソトニコワは気が早かった」とし、「キム・ヨナが競技を終えたときに、結果は明白のように見えた。彼女が五輪2連覇を達成する3番目の女性になると確信した」とキム・ヨナに対する期待を現わした。また、同媒体は、「キム・ヨナは完璧だったが、ホーム競技のアドバンテージを受けたソトニコワが予想外の優勝を果たした」と釈然としない結果を指摘した。続いてショートプログラム審判の資質についても、「審判陣の中、ユリバルコープは1998年長野オリンピックで判定操作を謀って“資格停止処分”を受けた履歴があり、また、アラシェコフチェバは、ロシア氷上連盟会長の夫人だ」と批判した。
LAタイムズは、競技場の雰囲気について、「ヨナの美しい演技は、ロシアを応援する何千人の叫び声に圧倒された」と説明した。また、キム・ヨナが演技を開始する前、異常に長時間の遅延があったことにも触れ、疑惑を表わした。