[スポーツソウルドットコム|キム・ガヨン記者] “誰がみても悪意的な編集だ!”女優のムン・ソリ(40)側が、インターネットやスマートフォンメッセージなどを通じて拡散されている、いわば「ムン・ソリ動画」の最初流布者に対する捜査を依頼したと、明らかにした。
ムン・ソリの所属事務所であるサラムエンターテインメント側は25日、<スポーツソウルドットコム>との電話取材で、「ムン・ソリが出てもいない映画を、巧妙に編集して作った悪意的な動画だ。誰がみても分かるのに、関心を集められる部分だけをとって動画を作って配布した。もう、このままじっとするわけにはいかない限界まできた」と声をあげた。
「ムン・ソリ動画」だとネット中を騒がせた動画は、俳優のイ・ソンジェが主演を務めた映画「ナタリー」(2010)を編集したもの。この動画は、映画でイ・ソンジェが相手役の女性と果敢なベッドシーンを演じる部分を編集しており、動画を流布した者は、その女性がムン・ソリだと実名を挙げている。しかし実際この女性役を演じたのは、女優のキム・ギヨンだった。
関係者は「誰がみても悪意的な編集なので、厳重に対応するつもりだ。先日14日に虚偽事実流布罪で、該当動画を警察のサイバー捜査隊に通報した。最初流布者を見つけるために、正式な捜査を依頼した」と述べつつ「17日から捜査が始まっており、現在最初流布者を追跡しているところだ」と説明した。また最初流布者との和解可能性については、「まだ具体的には決めていないが、こうしたことが二度と起きないように、厳しく対応するつもりだ」と強調した。
ムン・ソリだけではなく、勝手に編集された性的動画で被害を受けた女優や女子アイドルは少なくない。TwitterやFacebookなどの発達で、SNSを利用した違法動画の無差別的な配布が深刻な問題となっている。根本的な解決策が必要な時点だ。