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世界初3Dドラマ「江口物語」、革新となるのか?(総合)

THE FACT JAPAN 2014年3月14日 18時19分


[スポーツソウルドットコム|ソン・ジヨン記者] 韓国の地上波放送局のSBSが制作した、世界初の3Dドラマ「江口(カング)物語」(脚本:ペク・ミギョン、演出:ホン・ソンチャン、2部作)が今月末、公開される。
14日午後、ソウル・永登浦区(ヨンドゥンポ・グ)汝矣島洞(ヨイド・ドン)にあるLGツインタワーでは、SBS 3Dドラマ「江口物語」の制作報告会が開かれた。会見には、演出を担当するホン・ソンチャン監督をはじめ、SBSドラマ局のキム・ヨンソクEPと、主演俳優のイ・ドンウク、パク・ジュミなどが出席した。
会見でホン・ソンチャン監督は、ロマンスジャンルのドラマを3Dで実装したことと関連し、 「新しい試みなので未熟なところも多くあると思いますが、新鮮な挑戦でした」と話しを切り出した。彼は、「これまで3Dジャンルは派手なアクションが主流でしたが、『江口物語』は、叙情的な自然を背景にする美しい場面を主に収めました」と述べつつ「撮影は、盈徳(ヨンドク)江口面(カング・ミョン:地名)のオールロケで行いました。3D作品を初めて演出することになって、難しいところもたくさんありましたが、その反面、今回の作品を通じて3D制作に自信がついきました」と付け加えた。
SBSドラマ局のキム・ヨンソクEPは、世界初の3Dドラマを制作することに誇りを表わした。彼は、「たくさんの部分で一歩進んだ気がします」とし「『江口物語』を通じて熱演してくれた役者たちには、いろいろと助けてもらいました。特に2話で終わる短いドラマに嬉しく参加してくれたイ・ドンウクさんとパク・ジュミさんにとても感謝しています」と述べた。

SBS側は「江口物語」を制作・サポートしたLG電子についても説明した。ホン・ソンチャン監督は「LG電子を宣伝するために作ったドラマではないです。世界初の3Dドラマを制作することに意義を持っていますし、それはクリエイティブな仕事をしている人たちの義務でもあると思います。また、今の韓流に貢献できるという考えで力を入れました」と制作意図を説明した。
キム・ヨンソクEPも、「コンテンツ事業をしながら新しい技術を試してみると、企業に依存するしかないこともあります。3Dドラマを接する視聴者は、今のところ少数に過ぎないかもしれませんが、産業を拡大させるという面で役立つことだと思います」と述べた。続いて「ドラマ産業の地平を広めるという意味で『江口物語』を見ていただけましたら幸いです」と付け加えた。
「江口物語」の主演を務めるイ・ドンウク、パク・ジュミも、14年ぶりにテレビドラマで再会したことを嬉しく思いつつ「シナリオがとてもよかったし、監督の演出力を信じました」と、今作に対する愛情をみせた。

ドラマ「江口物語」は、盈徳・江口港を舞台に、運命的な愛を繰り広げる二人の男女の物語を描いた作品。来る29日の夜8時45分、韓国のSBSチャンネルより放送される。

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