[スポーツソウルジャパン|編集局] 高校生達の激しくも甘い恋をドラマチックに描いた『相続者たち』で、アジア圏での人気がさらに沸騰したイ・ミンホ。ドラマ終了後は、雑誌やCMの撮影、ファンミーティングなどで忙しい日々を過ごしていた。そんな彼が、ファン待望の日本アンコール公演を3月28、29日の両日、横浜で開催した。
会場ロビーにはファンから寄せられた祝花がずらりと飾られ、公演前からファン達の熱気でむんむん。そんな熱い空気の中でファンミーティングがスタートした。舞台中央の一段と高くなったステージからミンホが登場すると、会場からは「キャー!」という大きな歓声が響いた。
日本語で「MY EVERYTHING」を歌いながら階段を下りてきたミンホは、白いロングコート姿がまるで王子様のよう。歌い終わると、「日本のみなさん、こんばんは。会いたかったです。今日は一緒に幸せな時間、楽しい1日を過ごしましょう」と挨拶。続いてコートを脱ぎ、甘いバラード曲「カケラ(Pieces of Love)」を歌いだすと、会場のあちこちから「ミンホ!」という声援が飛んだ。
歌の後、いったんミンホはステージから姿を消したが、同時にステージ中央にかかる大スクリーンに『相続者たち』のダイジェスト映像が流された。映像の中で繰り広げられるキム・タンとウンサンの切ない愛のシーンに会場からはため息が漏れた。そして、ドラマの挿入歌『苦しい愛』の音楽と共に再びミンホが登場。彼は、ドラマの世界に没入したかのように同曲を歌い上げ、会場からは大きな拍手が送られた。
そしてここからはMCのYumiが登場。楽しいトークが繰り広げられた。ミンホは、自身が選ぶ名場面として、「LAでのサーフィン」と、「アーモンド農場で水に濡れながらウンサンと対峙する場面」を挙げた。サーフィンに関しては「実は僕、泳げないんです。でもウェットスーツを着たら水に浮かんだので、急に自信が湧きました(笑)。あのシーンは4回目で上手く行ったんですけど、上手でしょう?」と、満面の笑み。アーモンド農場のシーンは、ドラマの初撮影だったそうで、「最初の撮影で上手く感情を作ることが出来たので、これからも順調に行きそうだと感じられた」という。
続いて、自身が選んだ名演技として「自分が庶子であることを人前で告白し、父親に平手打ちをくらうシーン」の映像が流された。「人は、なかなか普段、あんなふうに叩かれませんよね。だから印象に残っています。とても重要なシーンなので、その日はずっと手に汗をかくほど緊張したけど、すごく集中して撮影出来たシーンです」と解説。
また、名セリフとして「大変かもしれないけど、それでも前に進む!」を挙げ、そのセリフをファンに向けて再現し、これにはファンも大喜び。「いろいろな意味が込められているセリフですよね。君と僕とが前に進む。物事が前に進む。いずれにせよポジティブな意味がある、名セリフだと思います」と、セリフに込めた思いを語った。
ここで再び歌のマイクをつかんだ彼は、『最後の愛』をしっとりと聴かせた。この後、3人組の新人バンドROYAL PIRATESのステージに続き、スクリーンにはKNTVオリジナル番組KNTV Special『ミンホのGOOD DAY』スペシャル版が流された。ここでのミンホは、ミックスジュース作りに挑戦。いろんな味のジュースを混ぜた後、スタッフに飲ませてほくそ笑む、いたずらっ子のようなミンホの姿に、会場からは笑いが漏れた。
そして再び歌のステージが始まる。ダンサーと共に登場したミンホは、鋲付のジャケットにサングラスというタフなファッションで『Love Motion』を披露。ノリのいい曲だけに、ファンは総立ちでペンライトを振り、歓声を上げる。ミンホの、ちょっぴり腰を振る可愛いダンスに会場は大興奮となった。続いて、これまたアップテンポの『My Little Princess』に。サビの♪Love Love Love~の部分では、ファンも一緒に大合唱となった。
ここで再び、ミンホはお着替えに。スクリーンには『ミンホのGOOD DAY』スペシャル版として、コーヒーのCM撮影の合間にくつろぐミンホの姿が映し出された。
そしてここからはファンとの交流コーナーに。「今年は、いろいろな姿を見せたい」というミンホは、「ファンのみんなとやりたいことの目標を立てて、今それをやっているところ」だと言い、自分のバケットリスト(死ぬまでにやりたいことのリスト)を公開した。
1番目は「良い行いを一緒にする」ことで、「この数年、ファンの方達が僕の名前で良いことをたくさんしてくれた。僕自身も元々やりたかったことだが、みんなと一緒ならもっと出来ると思って『PROMIZ(プロミズ)』いうプロジェクトを発足させました」と、ミンホ。その第一弾として、「水をきれいにするプロジェクト」に挑むという。「僕は普段、みなさんからたくさんの愛をいただいていますが、その愛を誰かに届けたい。たくさんの人がいれば、たくさんの良いことが出来ると思います」というミンホの言葉に、会場からは温かい拍手が送られた。
そして、リストの2番目は「一緒に童顔になること」。「つまり若返るってことです。『相続者たち』で10代を演じてみて、僕もケアしないといけないと思ったから(笑)」とのこと。ここでは抽選で選ばれたファン3名に「アロマキャンドル」「チョコレート」「アイマスク」がプレゼントされた。また、若さを保つための料理にもチャレンジ。ファンをアシスタントにしてミックスジュースを作ったのだが…。豆腐、バナナ、ブルーベリー、にんじん、牛乳など、用意された材料を次々にジューサーに放り込むミンホにファンは爆笑。こうして完成したジュースは、かなり微妙な味だったようだが、本人はとても楽しそうで、最後はファンと乾杯してジュースを飲み、満足そうな笑顔を見せていた。
この後は、再び歌へ。披露した『You and I』は愛らしいラブバラードで、ステージにはテーブルやベンチがセットされ、ミンホは椅子に座ったり、ベンチの女性と並んだりと、楽しい演出でファンを沸かせた。生バンドの演奏をバックにダンサーを率いて歌う姿は、まさに“歌手イ・ミンホ”で、堂々とした歌いっぷりにファンも大興奮。途中で、先ほど料理を手伝ったファンが階段上のステージからサプライズで登場するという演出もあり、ミンホがファンの手を取り階段を降りてくると、会場からは「キャー!」という、羨望の歓声が挙がった。
歌い終わって大満足の笑みを浮かべたミンホは、残りのバケットリストも公開。3つ目は、「みんなで一緒に(新作の主演映画)『江南ブルース』を見る」、4つ目は「みんなで一緒に運動する」こと。そして5つ目のリストは「?」。これは「みんなとこれから一緒に作っていくもの」という意味を込めての「?」で、「これから一緒に埋めていこうと思います」とミンホが言うと、会場からは「はーい!」という元気な声が返ってきた。
そして、いよいよ公演も終盤に。「8~9か月ぶりの来日でしたが、近くで会うことが出来て嬉しかったです。日本では『相続者たち』が始まりますが、愛のあり方を考えるというドラマのメッセージを受け止めてください。新しい映画を撮り終えたら、また会いましょう!」と挨拶。そして、日本語で『ALWAYS YOU』を静かに歌いだす。会場にペンライトが美しくきらめく中、ミンホは舞台の端から端までを歩き、「またお会いしましょう」「ありがとうございます」と言いながら手を振り、「アイシテル!」と叫んで、ステージから姿を消した。
だが、すぐさま会場からは大きなアンコールの声が沸き起こり、ミンホが再登場。総立ちのファンと共に、楽しく『Say yes』を歌い踊った。手でハートマークを作ったり、お茶目なダンスを見せたりしながらファンの歓声に応えたミンホは、最後にダンサー達と手をつないで、深々とファン達に礼。大歓声に送られながら、「ありがとうございます。またお会いしましょう。じゃあね!」と手を振り、大きな笑顔でステージを後にした。
ドラマ『相続者たち』は、KNTVにて4月27日(日)より放送がスタート。また、ファンミーティング『LEE MIN HO ENCORE CONCERT 2014 My Everything IN JAPAN』の模様は、KNTVにて5月15日(木)午後11:15~深夜0:55 に放送される。
イ・ミンホ日本公式ファンクラブ http://www.minho.jp/
『LEE MIN HO ENCORE CONCERT 2014 My Everything IN JAPAN』スカパー!スカチャン0にて4月26日(土)午後10:00~11:00 先行独占放送KNTVにて5月15日(木)午後11:15~深夜0:55 80分拡大版放送
『相続者たち』KNTVにて4月27日(日)スタート毎週(土・日)午後8:45 ~10:00ほか
『相続者たち』KNTVオリジナルグッズが当たる「イケパラ♪大企画」実施中!詳しくはキャンペーンサイトへhttp://www.kntv.co.jp/2014drama-ikemen/