[スポーツソウルジャパン|安宰範] 来る5月10日(土)から24日(土)まで、全25回公演。東京赤坂ACTシアターにて、韓国ミュージカル『宮(クン)』を再び開催する運びとなった。
ミュージカル『宮』とは、「もしもまだ韓国に王室が続いていたら…?」という斬新な設定の韓国の人気少女マンガを原作にした皇室を舞台とするラブ・ストーリー。韓国で2006年にドラマ化(「宮~Love in Palace」)され、世界23か国で放送されるなど大ヒットを記録した。
『宮』は2010年、韓国・ソウルでの初演以来、5年間毎年再演を重ねてきた大ヒットミュージカル。初演には東方神起のユンホが皇太子のシン役を熱演し、2011年には遂に日本初公演が京都で開催。同年東京公演では、超新星のソンモとSS501のキム・ギュジョンがダブル主演、2012年東京公演はソンモとSUPER JUNIORのカンインがダブル主演を務め、2013年大阪公演にはソンモに加えFTISLANDのチェ・ミンファン、さらにU-KISSのフンとキソプが出演し、毎回の豪華キャストで話題を呼んでいる。
今回の東京公演は日本で5度目の上演となり、SHINeeのテミン、ZE:Aのドンジュン、U-KISSからはスヒョン、キソプ、フン、ケビン。そしてTORITOPS.のユジュンという豪華な顔ぶれでお届けする。
そんな中、よりいっそうパワーアップした豪華キャストを迎える記者会見が都内・ベルサール渋谷ファーストで3月25日、開かれた。会見には、SHINeeのテミン、ZE:Aのドンズン、U-KISSのスヒョン、キソプ、フン、TORITOPSのユジュンの6人が出席。話題のミュージカルなだけに、たくさんの報道陣が会場に駆けつけた。
まずは司会者から『宮』の概要が紹介され、いよいよキャスト陣が登壇した。ユジュンから登場し、続いてドンジュンが「アンニョンハセヨ!」とさわやかな笑顔をみせ、テミンは優しい笑みを浮かべると、スヒョンが元気な声で「よろしくお願いします!」と男らしくあいさつ。キスプとフンまで揃うと会場は大きな拍手とフラッシュライトに包まれた。
― 一言ずつごあいさつ初めは、クアドラプルキャストの1人として主人公の皇太子イ・シン役を演じるテミンからあいさつ。テミン:今回ミュージカル「宮」で、シン役をやらせていただきますテミンと申します。よろしくお願いいたします。ドンジュン:アンニョンハセヨ!ZE:Aのドンジュンです。今回シン役を務めさせていただくことになりました。一生懸命頑張りますので、ぜひ楽しみにしてください。ありがとうございます!スヒョン:U-KISSのリーダー・スヒョンです。今回ミュージカル「宮」でイ・シン役をやります。みなさん、応援よろしくお願いいたします。キソプ:U-KISSのキソプです。僕はイ・ユル役です。よろしくお願いいたします。フン:こんにちは!U-KISSのフンです。僕は今回シン役をやらせていただきます。よろしくお願いいたします。ユジュン:こんにちは。僕はTORITOPSのユジュンです。今回で5回目です。今年も頑張りますのでよろしくお願いいたします。(テミン、ドンジュンは韓国語。スヒョン、キソプ、フン、ユジュンは期待通り日本語であいさつ。以下会見でのコメントは、テミンとドンジュン、ユジュンは主に韓国語。U-KISSの3人は日本語で話す)
(まずは『宮』に初登場ということで、テミン、ドンジュン、スヒョンに質問)― このミュージカルの出演オファーが来た時の感想。また、ミュージカル『宮』に対する印象についてテミン:初めて『宮』のオファーをいただいた時、僕の所属事務所の先輩方もたくさん出演されているミュージカルであり、とても良い作品だとうかがっていましたので、すごく楽しみにしていましたし、僕にとって初めてのミュージカルではありますが、皆さんに良い姿をお見せできるように一生懸命頑張っていきたいと思いますので、ぜひご覧いただきたいです。ミュージカル『宮』へたくさんの愛をよろしくお願いします。ストーリーは皇族が話の中心になっているので、キャラクターに対して最初は少しプレッシャーがあるかなと思ったんですが、内容をよく把握してみると、とてもやりやすく、親近感が感じられるような印象でした。ドンジュン:まずはミュージカル出演のオファーをくださったことに感謝しています。『宮』は、もともと韓国でドラマ化されている作品ですが、僕もドラマをとても面白くみさせていただきましたので、出演が決めやすかったです。ドラマと同様でミュージカルの台本もとても面白かったので、楽しみにしています(笑)。(ミュージカル出演は今回が初めてですか?)ミュージカルは「アラジン」「Catch Me If You Can」に出演していて、今回が3度目になりますが、メローもあって、面白味もたくさんあるミュージカルは初めてですので、すごくワクワクしています。スヒョン:まず、キソプさんとフンさんが以前この作品に出演した時、U-KISSのメンバーみんなで観に行ったことがあります。楽しくて演技も歌もとても上手でした。しかし僕が出演すると決まった時は、僕はほん~とうに心配でした。僕、いつも明るくて面白い性格ですが、今回のシン役は、本当にかっこよくてヘビーな感じの役なので心配なんですけど、普段の自分とぜんぜん違うので…頑張らなきゃいけないですね!頑張りますので、皆さん応援よろしくお願いします!
(前回も出演したキソプ、フン、ユジュンに質問)― 前回の公演とは違った見どころや役に対して変えてみたいと考えていることがあれば、教えてください。キソプ:前回(去年)公演の時は、正直自信がありませんでした。だから今回はもっと自信を持って頑張ってやっていきたいと思っていますので、皆さんよろしくお願いいたします。見どころはやっぱりフェンシングの場面ですね。戦う感情をうまく伝えられるためにもっと頑張りたいと思います。期待してください。フン:変えてみたいところは…全体的に派手にすると監督さんが怒っちゃいます(笑)なので個人的にはもっと演技力をつけて、ファンの皆さんに伝えたいことをちゃんと伝えることが重要だと思います。見どころは、僕もフェンシングのシーンだと思います。今回が2回目の出演ですが、前回よりも上手くなるために、練習の時にフェンシングの先生が色々な技を教えてくれました。それで今回はファンの皆さんにもっとかっこよくお見せできると思います。(司会:それは皆さん、ずっと特訓されていますか?)はい、特訓しています。汗で臭いです(笑)。ごめんなさい。ちょっと笑ってください、皆さん!スヒョン:関係ないこと言わないでください!(客席にも笑いが起きる)ユジュン:前回と違うところはテミンさんと一緒に共演することですね。おそらく歴代のシンの中で一番きれいなシンが現れたと思います。(そのコメント聞いたテミンとドンジュンが笑う)変えてみたいところは、僕はユル役をずっとやっていますが、ユルとチェギョン(ヒロイン)が結ばれなくて残念だと思っていたので、今回は結ばれてほしいと思っています。 司会者:うん?ストーリーが変わってしまうということですか?ここでドンジュンが突然日本語で「できません、できません!チェギョンはシンのものです!絶対できません!」と強調。笑いを誘った。ユジュン:あくまでも僕の希望です(笑)。それから見どころは、『宮』に登場する韓国の伝統衣装や舞台のセットだと思います。宮廷を再現しているだけに、韓国ならではの美がたくさん見られると思います。
(ここからは報道陣からの質問)―これまでいろいろなシン役とユル役がありましたが、今回の『宮』では、どんなシン、ユルを演じたいと思いますか?テミン:シンという人物について考えてみたのですが、シンは少し冷たくて冷静だけど、自由と反抗心を持っているキャラクターだと思いました。そういう部分をきっちりと演技で表現できるように努力していきたいと思います。ドンジュン:シンというキャラクターは、宮に閉じ込められている皇太子という立場ですので、それに対する重圧があると思います。そのため、まだ幼いものの反抗心ができてしまう人物だと思いますが、その一方では、愛する女性のために変わっていく人でもあります。そういう部分たくさん研究してシン役を演じたいと思います。スヒョン:個人的には優しいシン役をしたいですけれども、もともとシンは性格が冷たくて怒るばかりの役なので、監督さんがダメだと言ったらダメですね…はい(笑)キソプ:ユルはいつも優しくて心が本当に温かい役です。それを表現することが重要だと思いますね。チェギョンさんへの深い感情を見せたいです。フン:僕はもともとうるさくて騒がしい性格ですが、シンは冷たくで冷静な性格なので、僕にはプレッシャーですけれども、今回はもっと冷たくなる予定です(笑)。僕、もともと優しい男なのでできないかもしれないですけど、頑張ってみます(笑)。今回観に来た時、僕の演技する姿を見て「フンさん、冷たい人だなあ~!」と思わないでください。僕はもともと優しい男なんです。ユジュン:シンはとても冷たい役ですので、そのライバルであるユルは、その反対になる人物ですので、最大限に優しいところを見せていきたいと思います。また、チェギョンの前では優しいけど、シンにはカリスマのある、反転のあるキャラクターをお見せできるように努力しています。
― 今回シン役とユル役の組み合わせが決まっていますが、他にこの中でシン役、ユル役で組んでみたい方はいますか?ユジュン:そういう話をしたことが実際あります。キソプさんはダンスがすごく上手なので、キソプさんとやってみたいと思ったことがあります。僕はダンスが弱いのでダンスシーンが少し心配ですが、頑張りたいと思います。ドンジュン:(ここは日本語で)ぼ…くは、残念ですけど秘密です(笑)。(と言いながら韓国語で)いや、嘘です…(というと、スヒョンが“何だよそれ?”と突っ込む、皆が爆笑)え~と…なかなか決めづらいですね。(また、スヒョンが“告白じゃないから大丈夫だよ”とまた突っ込む。するとドンジュンが、“静かにしてください!”と反撃)僕は、ユジュンさんと演じてみたいです。前回ユジュンさんの公演を観てそう思ったんです。一度一緒にやってみたいですね。その次は、キソプさんとやってみたいと思います。テミン:そうですね。ここにいらっしゃる方は皆素晴らしい方ですので、皆さん全部とやってみたいと思いますが、それでも一人を選ぶなら、この中で一番年齢が近いということで、キソプさんとならやりやすいんじゃないかと思います。キソプ:僕もテミンさんとやってみたいです。なぜなら練習している時、テミンさんは本当に頑張っているんです。一緒にやればもっとかっこよくできるんじゃないかなと思います。スヒョン:(キソプのコメントを聞いて)僕も頑張っています!(笑)僕は今回の公演で今ここにいないケビンとやりますが、キソプさんのユルもかっこいいと思います。でもまずは、演技を一緒にやったことがないケビンと完ぺきな姿を見せたいです。フン:僕は前回も今回もキソプとパートナーになってやりますけど、キソプとはもう面白くないです。(皆爆笑)毎日一緒にいてルームメイトで、練習ばかりして、キソプが何をするか全部分かっているから面白くないです。なので今回は、ユジュンさんと一緒にやってもっと優しいユルを見たいですね。キソプは優しいユルじゃなく、怖い人です(笑)。最近は筋トレもたくさんやってパワーが上がっているので、怖いです。だから一緒にやりたくないです(笑)。
― 最後に意気込みと日本ファンへのメッセージをお願いします。テミン:日本のファンの皆さん、『宮』を愛してくださっているファンの皆さんに、僕のいい姿を見せていきたいと思います。僕にとっては初めてのミュージカルということで、とても光栄に思っています。共演されるキャストの皆さんと息をぴったりと合わせて頑張っていきますので、見守っていただければと思います。そしていつもお元気で、皆さんのお幸せをお祈りします。ドンジュン:(ここは日本語で)このコンサート…あ!ん…すみません(笑)。このミュージカルを通して僕の新しい魅力を見せます。ファンの皆さんとミュージカルファンの皆さん、期待してください!よろしくお願いします。ありがとうございます!スヒョン:まずはお忙しいところお越しいただいてありがとうございます。フンとキソプよりもっと完ぺきな演技をみせられるように頑張ります。応援よろしくお願いいたします。ありがとうございます!キソプ:去年よりもっと頑張って、皆さんにいいステージ、完ぺきなステージを見せられるように頑張ります。そしてユジュンさん、ドンジュンさん、テミンさん、僕たちU-KISSも頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします。フン:前回もやりましたが、今回の『宮』は、もっと演技力も歌の実力も上げて皆さんに見せる予定ですので、ぜひ楽しみにしていてください。期待してください。皆さんもぜひ来てくれますか?(スヒョンが“いきなり質問か?”と突っ込む)(フン、照れ笑いしながら)ぜひ来てください!ユジュン:(日本語で)皆さん、今日は来てくださってありがとうございました。『宮』は今年も最高です!頑張りますので、ぜひ観に来てください!(会場が拍手に包まれる)
【公演詳細】韓国ミュージカル『宮』5月10日(土)~24日(土)赤坂ACTシアター<25回公演>全席指定 13,500円(税込)※開場は開演の30分前となります。上演時間約160分(休憩含む)。未就学児童の入場不可。韓国語上演、日本語字幕あり。出演者は変更になる場合があります。チケットは、4月12日よりチケットぴあ他にて発売開始!
■チケットぴあhttp://pia.jp/t/musicalgoong/※PC/スマートフォン共通セブンイレブン、サークルK・サンクス、チケットぴあ店舗発売初日特電 0570-02-9950(10:00~23:59)0570-02-9999 (Pコード:436-382)
■e+(イープラス)http://eplus.jp/kun/
■ローソンチケット0570-084-003 (Lコード:34548)http://l-tike.com/musicalgoong
■ACTオンラインチケット・Web受付 http://www.tbs-act.com(パソコン&携帯)
■『宮』オフィシャルHP http://www.musicalgoong.com/