[スポーツソウルドットコム|eニュースチーム] 総合編成チャンネルJTBC「ニュース9」のソン・ソッキアナウンサー(57)が、放送途中に言葉を引き継ぐことができず、沈黙した。
ソン・ソッキアナウンサーは16日午後、JTBC「ニュース9」の放送で、セウォル号の沈没事故に関するニュースを伝えながら、専門家との電話インタビューを行った。ソンアナウンサーは専門家に「失踪者たちの生存可能性はどれくらいですか?」と質問。専門家は「今のところ可能性は、低いです…」と絶望的な見解を出した。このコメントを聞いたソンアナウンサーは、鎮痛な表情を浮かべながら約10秒間を沈黙した。
これに先立ってソンアナウンサーは番組の冒頭で、同日「速報」中継中に生存者の学生とのインタビューを行った記者が「友だちが死亡していることは知っていますか?」という質問で物議を起こしたことについて、深く謝罪した。
一方、セウォル号は15日午後9時、仁川(インチョン)港から出発し、済州島(チェジュド)に向かっているところ、16日午前9時頃、珍島海上で原因が分からない事故で沈没され、修学旅行に行くために搭乗していた京畿道(キョンギ・ド)安山市(アンサン・シ)にある檀園(タンウォン)高校の生徒たちを含めた乗客と船員など、搭乗者475人のうち179人が救助され、現在9人が死亡、287人が失踪されている状況だ。