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スターたちの寄付金、どのように使われるのか

THE FACT JAPAN 2014年4月22日 16時10分


[スポーツソウルドットコム|パク・ソヨン記者] セウォル号沈没事故発生から7日目。スターたちが先を争って寄付活動に乗り出している中、韓国救世軍側が募金の使用目的を説明した。
韓国救世軍の関係者は22日、<スポーツソウルドットコム>に「多くのスターたちが救世軍に寄付金を伝達した。この寄付金は珍島の事故現場で必要な救護キットの製作に使われる予定で、また事故に遭った被害学生の心理療法に使う計画だ」と述べた。
セウォル号沈没事故で犠牲者が発生すると、俳優ソン・スンホンやオン・ジュワンなどは救世軍に直接寄付の意志を明らかにした。MBC水木ドラマ「悪賢い離婚女」の出演陣とSBS水木ドラマ「3デイズ」の制作社も団体名で寄付活動に参加した。
救世軍側は「世に知られているスターらのほか、匿名で寄付金を渡してくれた方々も多い」とし、「多くの方々の貴重な意を込めて、救世軍は緊急救援チームを作り上げ、珍島の現場で無料食事提供などのボランティア活動を行っている。救護キットをすぐに製作して必要な物品を補充したい」と付け加えた。
一方、16日午前8時55分頃、韓国南部・珍島近くの海上で仁川を出発して済州島に向かっていた旅客船セウォル号が沈没した。同船には安山(アンサン)檀園(タンウォン)高校2年生の生徒たちと教師など476人が乗っていたことが明らかになった。22日午後3時基準で、108人が死亡し174人が救助された。残りの194人はまだ行方不明になっている。
同事故で韓国には衝撃が走り、地上波とケーブルなど多くの放送では既存の編成を代替してニュース速報が続いている。

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