[スポーツソウルジャパン|編集局] SUPER JUNIORのキュヒョン、少女時代のサニー、EXOのベクヒョン、TRAXのジェイまで。スターたちが総集結したミュージカル「雨に唄えば」(原題:Singin' in the Rain)がベールを脱いだ。
制作会社のSM C&Cは29日、ミュージカル「雨に唄えば」の最終ライナップを公開し、公式ポスターを公開した。「雨に唄えば」は、去る1952年公開されたミュージカル映画を原作にしたミュージカルで、1983年イギリス・ロンドンでの初演以来、これまで長らく愛されている作品。韓国ではSM C&Cが初めてミュージカル制作に挑み、今年の夏に公開を予定している。
今作でキュヒョン、ベクヒョン、ジェイは、男主人公のドン・ロックウッド役を務めることになった。ドンは劇中、最高の映画俳優でありながら、無名のミュージカル女優のキャシー・セルダンと恋に落ちる人物。
キュヒョンは、「好きだった映画の主人公を演技することになってすごく嬉しいです。今回のミュージカルを準備しながら、前からやってみたかったタップダンスを習うことになりました。ミュージカル俳優として成長した面貌をお見せしたいと思います」と意気込みを語った。
舞台初デビューとなったベクヒョンは、「初めてのミュージカルなので、わくわくしながらも緊張しています。作品を選びながら魅力的に感じたドン役をうまく表現できるように一生懸命がんばります。愉快で明るい姿をお見せしながら、観客の方々に接していきます」と伝えた。
ボーイズグループTRAXのジェイは、去る3月の公益勤務要員から召集解除されたあと、復帰作として「雨に唄えば」を選んだ。彼は「いい作品で観客の皆さんにお会いできることになってとても嬉しいですし、作品でタップダンス、バレエなどの華麗な踊りがたくさんあって心配もありますが、仲間俳優たちの一生懸命練習しているだけに、舞台でちゃんと完成された姿をお見せします」と所感を述べた。
スターを夢見ながら才能ある女優であり、ドンに一目惚れして恋に落ちるキャシー役には、少女時代のサニー、ミュージカル女優のパン・ジウィ、チェ・スジンが抜擢された。サニーは、「原作映画を大変面白くみました。ミュージカルに参加する貴重な機会に感謝しますし、とても嬉しく思っています」と笑顔をみせた。
一方、演出を務めるキム・ジェソン監督は、「映画の感性と追憶を蘇らせるために、古典映画をベースにしてはいるが、現代的な感覚、華麗なパフォーマンスとともに洗練された舞台を披露したい」としながら「今回のプロダクションには、舞台に15,000㍑の水を実際に使用して、これまで見たことのない圧巻的な場面をみせる予定だ。老若男女を問わず、全年齢層が楽しんでいただける作品になってほしい」と期待を寄せた。
韓国版ミュージカル「雨に唄えば」は、来る6月5日から8月3日まで、ソウル・中区(チュン・グ)興仁洞(フンイン・ドン)にある忠武(チュンム)アートホールの大劇場で上演される。